2010年09月22日

日本と韓国

9月11日、青年団体の公式訪問で韓国青年が来日。関係者との意見交換がパネルディスカッション方式で行われ、市議会議員の立場でパネラーの一人として出席してきました。韓国の事でパネラーとして参加するのは初めてです。

「薄型テレビ」では韓国の企業サムスンが世界一位のシェアを誇ります。二位はソニーですが、三位はやはり韓国の企業LGです。半導体や自動車でも韓国企業の躍進は目覚しいのですが、その要因は「企業のスピード」「政府との連携」「ウォン安」「法人税率の低さ」が挙げられると思います。

現在の韓国は主に、日本の部品を元に韓国で組み立て、世界に進出しているところが多いので、現在、部品においても製造の強化に乗り出しているようですがある意味、日本で部品、韓国で組み立て、と分業が成り立っているのかもしれません。

日本がなぜ組み立て、セット商品では韓国に負けるのかはリサーチ不足ですが、韓国は国内だけでは限界がある中で世界に出て生き残る為に政府と一体になってがんばっている成果、並びに「ウォン安」が原因だと考えます。

現在、日本は韓国と「FTA(自由貿易協定)」について協議に入ろうとしています。グローバル化の中で、また、今後の経済発展の為には避けては通れない道筋なのかもしれませんが、それに伴い、多くの問題も発生してきますので並行して各種問題への対応が必要不可欠です。

  


Posted by atukikokoro at 01:18Comments(0)