2009年09月30日

環境保全対策特別委員会



今日は環境保全対策特別委員会が行われました。この6月まで私が入っていました特別委員会です。環境問題に長らく携わってきました私としましては気になる委員会ではありますが、この6月以降は傍聴、もしくは資料を頂き分析し、課題に対して一般質問する機会を伺う日々です。今日の資料は一年間の実施計画の進捗状況他、今年度の計画冊子についての報告が主な審査内容です。

昨夜は打ち合わせが深夜2時になりました。お疲れのところ、関係者の方には遅くまで失礼いたしました。本当にありがとうございます。今朝は朝9時の打ち合わせからスタート。その後、10時半、12時、15時、18時の約束をこなしながら各種案件の対応を。多くの方々に支えられ今があります。がんばらねばなりません!
  


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2009年09月29日

地震対策特別委員会



「地震対策特別委員会」が行われました。この特別委員会も「環境保全対策特別委員会」同様に平成15年にできましたので既に7年目になります。今回の特別委員会では「非常用物資の備蓄状況」、及び「小中学校の年度別耐震化率」に関する資料が提出されました。

災害時の備蓄に関しましては食料で「アルファ化米」「乾パン」「飲料水」が備蓄され、生活用品等では「毛布」「アルミ寝袋」「トイレ処理剤」「ブルーシート」「緊急時用浄水装置」が備蓄されており、毛布以外はほぼ、和歌山市の目標数を達成しているのが現状です。ブルーシートは一家屋につき二枚を想定し、緊急時用浄化装置は中学校等のプールの水を飲めるように浄化する装置です。

「アルファ化米」や「飲料水」ではその約10%が保存期間を過ぎる為に近々なんらかの際に有効活用するのですが、「乾パン」に関しては目標数を大幅に超えた備蓄がある上、期限切れに伴う有効活用が全体の約40%もあるので、今後、購入、保存に関してはできるだけ計画的に購入をし、できるだけ少量ずつ入れ替えができるように要望しました。

小中学校の年度別耐震化率の資料では、各小中学校の「建て替え」「解体」「補強」の計画が出されましたが、教育委員会では現在、学校の統廃合の検討に入っているとお聞きする中、安易に耐震面での危険があるからと補強や建て替えをするのではなく、きちんと統廃合の計画と整合性を持てるように調整をお願いしました。

まさか、と思いますが、建て替えた後で「この学校は廃校にしましょう」とは言えなくなるのが「普通」ですから、関係各所ときちんと調整をして欲しいものです。  


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2009年09月28日

茶道研修旅行



今日は朝早くから茶道の研修と親睦を兼ねての旅行に参加しました。
午前7時過ぎのバスを使用しますと南海和歌山市駅を経由しても
20分少々でJR和歌山駅まで運んでくれます。



京都に到着。



「野村美術館」で茶道関連の勉強を。



その後、京洛東那智、熊野若王子神社に参拝。
ここの御神木である梛(なぎ)の葉で作ったお守りは種々の悩みを
「ナギ倒す」と言われています。

また、ここの境内には恵比須社があり、
室町時代に作られました等身大の「恵比須様」が祀られています。



その後、茶事の際に欠かせないお菓子作りの体験等々をさせて頂きました。
関係者の皆様、準備、また会の運営ご苦労様でした!!  


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2009年09月27日

各種出来事



過日、和歌山県内の各種「お祭り」がマリーナシティに集まりました。



これは県内各地の青年団体の「年に一度の大会」の一コマ。
自分の住んでる県内のお祭りを知り、そして実際に感じて頂く機会になったと思います。




「パッチワーク」です。巨大なパッチワークに圧倒、されました・・・



「筒書き」です。

全部「手作業」の為、巨大なパッチワークは年に一枚しかできないそうですが、
大きいだけでなくその繊細なできばえに脱帽、です・・・
ここまでくれば「芸術」、です。




「第51回全日本実業団相撲選手権大会」が行われました。



和歌山県庁の方々も善戦され、「賞」もとられていました。やはり地元の方々の活躍は嬉しいものです。
午前9時から午後5時過ぎまで、「熱闘」が繰り広げられました。




連休中、打ち合わせの為に南下しようとしたのですが・・・夕方にも関わらず海南ICからこの渋滞でした。  


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2009年09月26日

常任委員会



常任委員会も全て終了しました。

総務委員会は全ての歳入に関係する委員会ですので、厚生委員会、経済文教委員会、建設企業委員会、と全ての委員会審査が終わらなければ審査に入れません。結果、総務委員会は午後から入ることになりました。

今回の補正予算の多くが国の緊急経済対策に関係する為、気になりますのがやはり途中で予算の「凍結」がされないかどうか、ですが、その多くは懸念しても始まりません。様子を見ながらも基本は市、及び市民にとって有益なことに使用される予算ですのでまずは承認、そして動向を見守る一手、です。

  


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2009年09月25日

地籍調査



今回の一般質問では、「景観条例」の他、和歌山市の「地籍調査」について伺いました。平成の現代においても登記所に備え付けられている地図の約半分は、「明治時代」の「地租改正」によって作られた地図、「公図」をもとにしたもので、土地の境界が不明確であったり、測量も不正確であったりする場合もあるのが実態です。

地籍調査の成果によって不動産登記の精度が高まり、その後の「土地取引の円滑化」や「行政の効率化」に役立つことが期待されるとしています。

具体的には、正確な土地の正確な範囲が分からなかったり、隣地との境界争いになることがありますが、地籍調査をしていると土地の境界をめぐるトラブルを未然に防止することに役立ちます。

直川用地等の公共事業におきましても、事業計画の決定や用地買収に時間がかかることがありますが、地籍調査をしていますと土地の「境界確認作業」が簡単にできる為、道路、下水道などの整備の円滑化に役立ちます。

災害復旧の際には土地の境界が分からない為に、復旧に時間がかかることがありますが、地籍調査をしていますと境界の杭の位置は地球上の「座標値」と結びついている為、万一の災害の後でも迅速に復旧に役立ちます。

土地の取引に関しましても、隣地との境界確認に時間がかかったり、登記簿と実測の面積が異なるなど、トラブルの原因にもなることがありますが。地籍調査をしていますと「登記所の地図」と土地の現状が一致し、土地の売買や、「分合筆」などの円滑化に役立ちます。

このように地籍調査のメリットは多方面に渡ると言えるわけですが、和歌山市の地籍調査は平成20年度末での進捗率はわずか「3.25%」。全国平均は「23.6%」、県内9市の平均は「30.8%」、とのことですから、現状は全国的にも、全県的に見ても「恐ろしく低水準」であることが分かります。


※白い部分は手付かず

地籍調査を行う場合、事業費は「国が四分の二」、「県が四分の一」、「市が四分の一」を負担します。この他に「特別交付税」として、「市の負担分に対して80%」もの「キャッシュバック」がありますので、実質、「5%」しか市の負担がないことになります。

和歌山県全体での地籍調査に関する予算は平成21年度で約21億2千万円もあるにも関わらず、和歌山市では「5,015万5,000円」(実質約250万円)しか使用されていません・・・

この市役所全体では日々、地籍調査ができていないことで多くの「予算」と、「人手」と、「時間」が使われています。

道路管理にしましても、道路建設にしましても、下水道にしましても、水道にしましても、用地買収にしましても、固定資産税に関しても、日々の仕事の中で個々に対応しているのが現状ですが、個々でした場合は100%、自前で予算と人の手配をしなければなりません。

そこに費やされる莫大な「予算」、「人」、そして「時間」を考えた際、いかにこの補助金と、特別交付税がある地籍調査が重要且つ、有益なことかは全てを語るまでもありません。



県内においては、既に100%、調査を終えたところもあります。市で一桁は「和歌山市」と「新宮市」だけで、海南市は「47.6%」、岩出市は「75.5%」、紀の川市は「42.5%」の調査を終えています。田辺市の進捗率は「19%」ですが、「地籍調査実施済面積」は県内トップの「175.55平方キロメートル」です。

「補助金」と「特別交付税」により、「実質の負担率が5%」になる中、市の「予算」、「人員」、「時間」、「市民サービスの向上」等、全ての面でメリットがある訳ですから、市は「全力で」地籍調査に取り組むべきです。

・・・

答弁は非常に前向きなご答弁を頂きました。来年度予算からになりますが、市は全力で取り組んで頂きたいと思います。詳細は次々号の報告書にて・・・

  


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2009年09月24日

景観条例



先日、無事この定例市議会の一般質問も終了いたしました。本来であれば一般質問の前にこちらのブログで日程のご案内をするのですが、今回はバタバタしている間に抜けてしまいました。

が、今回は事前に一般質問に関する問い合わせがあり、久々に10名前後の方々にお聞き頂くことができました。ほとんどの方が初めての傍聴でしたが、非常に興味と関心を持って頂いた様で、中には「傍聴マニアになりそう」との声も聞きました。何にせよ、議会に興味関心を持って頂ける事は嬉しいことです。



今回で一般質問は21回目。質問内容は「地籍調査」及び「景観条例」についてです。「景観条例」に関しては昨年の9月定例市議会以来になります。今回の9月定例市議会の補正予算で国の経済対策を受けて、景観条例制定に向けた予算が組まれていましたので、整理と確認、そして要望を兼ねて質問しました。

6月と今回の9月定例市議会では、国が経済対策の名前で「ほとんどなんでも使える」感のある予算が国から多く下りてきました。本市でも各部局で様々な補正予算が挙がってきましたが、その中に今後の和歌山市のまちづくりの根幹となる景観条例制定に向けた予算がある事は本当に嬉しく思います。



今後、条例制定に向けて「実態調査」や、市民との「意見交流を行う機会の設
置」、「検討委員会の設置」を考えているとのことですが、「景観」はその地域の
「文化」だと私は考えています。その観点から、私はこの地域の「DNA」が
どこにあるのか、今後、きちんと精査、調査することが重要だと考えます。

多くの市民の方々の声、想いの中に、私はこれまでの和歌山市、そして「これ
からの和歌山市に必要な、また求められていた文化、景観」が見えてくるもの
と思います。このまちにふさわしい景観策定に向けて・・・綿密且つ大胆に取
り組んで頂きたいと思います。長くなりました・・・地籍調査は次回に・・・

  


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2009年09月07日

9月定例市議会日程



先週9月3日に幹事長会、議会運営委員会が開かれ、9月定例市議会の日程が決まりました。9月10日開会、10月1日閉会の予定です。

一般質問 :9月14日~17日
常任委員会:9月18日~25日
特別委員会:9月28日、29日

また、今定例市議会終了後、「公営企業決算特別委員会」、「決算特別委員会」が行われます。


現在、前回の議会以降これまでに各種調査をしました6案を中心に一般質問の調整に入っており、本日中に最終、2案もしくは3案、通告を出す予定です。


先日は数年前から行われています恒例の地域夏祭りに参加。外で遊ぶ子どもの姿がめっきり減った昨今ですが、子どもだけで100名近くが参加してくれました。皆で手分けをして作る100%手作りのお祭りですが、今年も多くの笑顔を見ることができました。関係者の皆様、お疲れ様でした!!
  


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2009年09月05日

衆議院選挙も終わりました・・・


 加太の夕日は美しい・・・


衆議院選挙も終わりました。結果は民主党の圧勝で終わりましたが、来年の参議院選挙までの一年弱が勝負どころ。45兆円前後の税収入しかない中、いかにして80兆円を超える予算を組み、860兆円もの借金をいかに返済していくのか・・・誰が考えても、やろうとしても無理のある中、民主党は大きな期待と責任をほぼ一身に背負うことに。

まずは45兆円前後しかない収入のうち12兆円ものお金が使われているとされる「特殊法人」の改革が必要不可欠。

そして「生活が第一」がキーワードでしたのでその為に必要な施策を「マニフェスト」に沿い展開しなければなりませんが、借金を作りながら国民に還元するだけでは多くの方から懐疑的に見られることでしょう。

大切なことはいわゆる「無駄」の「徹底した見直し」と、教育費用の負担であれば何に使われるか分からない「振り込み」ではなく、義務教育の間の給食費や学費の免除を行う等の目的に向けた「確実なお金の使い方」が必要と思われます。

個人的には仮に特殊法人の12兆円のうちもし10兆円でも見直しができれば、5兆円は「次につながる活きたお金」として使い、5兆円はもともと借金をして収支を合わせているのが現状なのですから、借金返済に充ててもらいたいものです。「浮いたから」と言って全てを使うようではいつまでたっても借金の返済が進みません。

個人的には・・・「年金の安心性、確実性」に向けた担保として充てるか、介護の現場の改善に向け「介護保険の見直し」に充てるか、「経済浮揚と雇用促進」を兼ねた「地球温暖化防止」に充てるかしてはと思いますが・・・



国民の生活にあまり関わりが見えにくい特殊法人にかかっている「信じられない予算」を見直しができてこなかった現実と、年金という「日本の社会保障の根幹」の費用でさえ、社会保険庁等によりほとんど無為に使われてきたことに対する現実が、今までの政権に対して「NO」となったのだと考えます。それだけにこの二点を確実に見直すだけでも、国民の信頼を得る政党になると考えます。

大切なことは現場の声、思いを大切に、しかしバラ撒きではなく「次につながる」活きた予算を組むことです。年金は国会議員も一般の方々も同じ計算で支払い、受け取るようにすれば恐らく国会議員全員が「このままではいかん!」とまっさきに改革に着手することでしょう。

自身が高齢になってから「介護保険」の問題に着手するのではなく、自身、もしくは身内に障害を持った方ができたから「障害者自立?支援法」の問題に着手するのではなく、今、この国に何が必要で、しなければならないのか、真摯に考え、取り組むことが本当に必要です。
  


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