2011年03月20日
和歌山市の取り組み状況
「東北地方太平洋沖地震」に関して和歌山市の取り組み状況
3月18日現在
【1】3月14日~17日までの義援金について
18,307,440円
担当:福祉保健総務課
【2】和歌山市保育所への受入れ(入所)について
被災地から一時避難等で和歌山市へ転入されてきた家庭の就学前児童に対して、市立保育所への入所相談を受け付け中。
担当:保育所管理課
【3】母子生活支援施設・子育て短期支援事業について
1、母子生活支援施設で被災者の母子の受入れ相談を行います。
2、児童養護施設でショートステイ事業として18歳未満の被災児童の受入れ相談を行います。
担当:こども総合支援センター
【4】職員の派遣について
1、被災者の支援活動
・避難住民の健康相談活動及び心のケアの対策として被災県保健師等と連携をとり対応する。期間は和歌山県と協力し、平成23年4月30日まで交互にチームを派遣。
・派遣先:岩手県宮古市
・派遣職:保健師2名、事務職2名 計4名で6チーム 延べ24名
2、原子力発電所の事故に伴う支援活動
・避難住民に対する放射線被ばく量の測定、除染、健康チェックに対応。和歌山市が独自に3チームを編成し、順次、派遣。
・派遣先:福島県
・派遣職:医師1名、放射線技師1名、事務職1名 計3名で3チーム 延べ9名
担当:総務企画課
【5】市営住宅の一時使用について
・即時入居が可能な住宅6戸、修繕後入居可能な住宅44戸
・入居期間は6ケ月以内。更新可能(6ケ月)。
・家賃・敷金免除(共益費・光熱水費等は入居者負担)
・対象者:東北地方太平洋沖地震により住宅に甚大な被害を受けられた方
担当:住宅第1課
【6】その他
1、和歌山市は県と協力して救援物資を提供する一方、更に不足している物資を提供しています。搬送先は岩手県。
・ブルーシート 2,840枚
・マスク 6,000枚
・オムツ(大人用) 1,050枚
・生理用品 4,752枚
・粉ミルク 300缶
2、和歌山市で身寄りのない子どもを受け入れてくれる家族を募集するようです。詳細は今後・・・
【※】
今しがた入って来ました情報では和歌山市には既に三世帯、12人の方々が来られているとか・・・詳細を確認して和歌山市できちんと対応できるように・・・と思います。
Posted by atukikokoro at
20:00
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2011年03月14日
義援金開始!!-何かをしたい!
和歌山市でも「東北地方太平洋沖地震」に対する様々な取り組みが始まりました。
【義援金の受付】
・受付期間:平成23年3月14日~4月28日(土日を除く)
・受付時間:午前8時30分~5時15分(木曜日は午後7時まで)
・受付場所:市役所本庁舎1階 正面玄関ロビー
・送金先 :日本赤十字社(予定)
【保健師の派遣】
避難されている住民の方の健康相談活動及び、心のケア対策等として、和歌山県と共同で支援活動を行います。
派遣期間は4月末までの予定。保健師2名体制で被災地に県と交互に切れることなく派遣します。
【第1次応援隊の派遣】
本日、3月14日、午後1時に「第1次応援隊」が出発しました。
・支援車1台(2名)
・加圧式給水車2t(2名)
・支援物資:非常用袋 200枚×6
・派遣場所:郡山市水道局
要請に応じて引き続き応援隊を派遣いたします。
和歌山市の防災対策本部も11日から津波警報が解除されまでフル回転。関係者の方々は二泊三日の泊まり込みで各種対応をされました。
今回のことで和歌山市は多くの教訓を学ばねばなりませんが、その前に、我々がすべきことは東北地方への支援です。
私の周りの友人、知人からも「どうすればいい」「何ができる」の問い合わせ、相談がひく事はありません。皆、この未曾有の危機に、「いてもたってもいられない」、「何かをしたい」のです。
このような時に、悪意のあるチェーンメールが流れてきますが、心から、恥てもらいたい。デマのチェーンメールは惑わせるだけでなく、善意の心を踏みにじるものです。
和歌山市もこれから義援金を中心に各種取り組みを始めますが、物資をいかに迅速に、確実に現地に送り届けることができるのか・・・中心となるべき行政が崩壊している地域では思うように送ることもできません・・・
しかし、心あるメンバーは各々の活動を開始しました。募金活動を始める仲間、物資の輸送に目途がたち準備を始めた仲間、ネットワークを作って対応しようとする仲間・・・熱い想いが、きっと、この未曾有の危機を救うと信じています。
Posted by atukikokoro at
22:43
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