2010年11月29日

一息・・・12月定例市議会開会

やっと、各種事業がひと段落しました。しばらくは普通に参加なり出席すればいい事業やイベントがほとんどですので・・・少し、「ほっと」一息つけます。当面は先週に始まりました12月定例市議会に集中することになります。





年明けですが、和歌山城でイベントを行います。やはり和歌山市のランドマークは和歌山城。できるだけ多くの方々にこのお城の魅力と和歌山市の歴史や文化に興味を持って頂けるような企画を関係者と準備中。下見に参りますと日曜日の朝にも関わらず、小雨の中、門番?のネコが挨拶?に見えてくれました。





御橋廊下や紅葉渓、岡公園等を回りました。お堀ではボートに乗れるイベントも行われていましたが大人一人700円、子ども一人500円・・・それぐらいいるような気もしますが・・・次回、一度乗ってみたいと思います。岡公園では陸奥宗光の説明文が読めなくなっていましたので早速対応をお願いしました。





「沙也可(金忠善)日韓国際シンポジウム」が行われ交流会に参加してきました。和歌山市出身の雑賀孫一の子孫が朝鮮に渡り、その子孫が沙也可(金忠善)として朝鮮でがんばり現在に至っている・・・と関係者の間で言われており、この度、東照宮で記念碑が建立されることとなりました。行政関係者、国会議員、県議会議員、市議会議員等が多数参加されました。ミニコンサートも行われたのですが、曲調が孫一のイメージに合い、とてもよかったです。



私の懐刀として何かとサポートしてくれている友人の結婚式が行われました。早いもので出会ってから12年程でしょうか・・・いい友人に囲まれ、とてもいい結婚式となりました。



「一万人の大清掃」が行われました。毎年、この季節に市内全域で一斉に行います。今回も朝8時過ぎから地域の方々が集まり火箸を片手に約二時間・・・皆様、お疲れ様でした!!



「人権フェスタ」では環境関連、青年団体関連、国際交流関連等々のブースが今年も出展。今回は準備と片付けが中心になってしまいました。この時期の土日は本当に何かとかち合いますので・・・大変です。


市立博物館で「紀州徳川家のお姫様」展が開かれていましたので足を運んで参りました。市立博物館は限られた予算の中で毎年、数々の展示会を関係者の手作りを中心に催しています。今回は紀州徳川家のお姫様に関する展示でしたが、その内容と膨大な史料に目を奪われます。

史料によっては本当に貴重なものと思われるものが多々あり、本来であれば常設展示を、と思うものも多数ありました。本市の貴重な財産、です。

現在、市立博物館では本市の「車駕之古址古墳(しゃかのこしこふん)」から出土しました日本で唯一の「金の勾玉(まがたま)」を模った「金の勾玉ストラップ(←写真)」を作製し、販売しています。

先月は関係者先へのものもあったそうですが239個も売れたそうで、その多くは来場者が購入していくそうです。博物館に行かれましたら一度手に取って見て下さい~一階の受付カウンターで販売しています。

ちなみにお値段は・・・一つ500円です。



子ども科学館」に先輩同僚議員と共に訪問。現在、科学館では「はやぶさ物語」が上映されています。プラネタリウム内で「はやぶさ」の誕生から出発、そして地球に帰ってくるまでが一つの物語として紹介されており、「はやぶさ」の偉業がよく分かる仕上がりになっています。館内には職員の手作りの「はやぶさ」も展示されており、より「はやぶさ」を身近に感じることができます。





市立和歌山高校の「市高デパート」が開催されました。毎年、この時期に行われのぞきに行きますが・・・今年も多くの人々が訪れていました。実際に経験をする機会が本当に貴重な経験ですし、自信にもつながります。



「4分の一の奇跡」で有名な養護学校教員の「かっこちゃん」こと山元加津子さんの講演会が商工会議所であり参加。以前、映画「4分の一の奇跡」はビッグ愛でも上映されたことがありましたので見たことがあり、山元加津子さんのことは知っていましたが、直接お話を伺うのは初めてです。



現在は教職員の仕事の傍ら、脳幹出血で倒れられた元同僚職員の方を献身的に介護されているそうです。写真は同僚職員を応援するフォトスタンド。こちらも力を頂きました!





「国際交流祭り」がビッグ愛でありました。様々な国々のブースが設けられ、飲食関係の販売や、ゲーム、クイズ等々が行われました。この和歌山市にも多くの海外の方々が住み、生活をされています。多くの機会を通じてお互いの生活習慣、考えを知り、共存できれば・・・と思います。



ロイネットでコーヒーを飲みながら翌日に行われます会議の打ち合わせ・・・会議であっても仲間とのコーヒーは「ほっと」させてくれます。



「みんなの学校」では歴史~の勉強会。今回は「真田幸村」・・・「真田堀」は本当に真田幸村が作ったのか?・・・実際は違うようです・・・


知事選が昨日終わりました。無所属の候補であっても現実は自民党、民主党、共産党の戦いになりました。結果は現職と候補者の差の他に、国政の影響が大きく出たかもしれません・・・関西広域連合で和歌山の独自色を発揮して和歌山に新しい活力と息吹を。
  


Posted by atukikokoro at 19:35Comments(0)

2010年11月11日

様々な福祉の現場で・・・こころ、ひびきあうフェスティバル~



紀伊コスモス支援学校で就職に関する各種取り組みと、関係者への説明会が行われ参加してきました。参加者は議会の関係者では私一人でしたが、県庁の担当者、ハローワークの担当者、就職をサポートする団体の方々、受け入れを検討されている方々等々が集まり、まずは施設の取り組みを見て回りました。

施設内では牛乳パックを使った製品作りや、作陶、木工用品、年賀状の作製、パンの製造まで、幅広くそれぞれの能力に合わせて様々な取り組みが行われていました。自前の畑もあり、そこでも利用者が畑作業に精を出していました。



途中、基調講演では実際に障がいを持った学生を職場で受け入れている企業の社長が登壇し、これから受け入れを考えている関係者の方々に熱くその意義と素晴らしさを語られました。



一番心に残りましたのは、「その子が来てくれたおかげで、うちの職場は皆が同じ気持ちで仕事を行う「和」という環境が生まれた。これがなにものよりも代えがたい」、との言葉でした。この言葉は書籍「日本で一番大切にしたい会社」にも出ていた言葉だと思います。

少し話がそれますが今年のプロ野球でも「和」を持って一年間戦い抜き、「誰を誉めればいいのか分からない」と言われた今年の日本シリーズを戦い抜いたロッテもこの「和」の精神で球史にその名を刻みました。

当日はいよいよ間近に迫りましたパンの販売に向け「喫茶」が仮オープン。焼きたてのパンとジュースを頂きました。焼きたてと心のこもったパンは絶品、でした。これは機械も新しいものに代わったこともさることながら、近くのパン屋さんも直に指導に来てくれていることが大きいようで、多くの方々に支えられ、今、新しい取り組みが始まろうとしています。




子どもの虐待に関するシンポジウムが行われ参加してきました。基調講演は「子育てにおけるしつけと虐待」。パネルディスカッションでは関係者がそれぞれの立場から様々な意見を。なかなか簡単に通報はしにくいかもしれませんが、虐待の可能性が感じられる時には迷わず、関係窓口に知らせて欲しい、との専門家の意見等がありました。




ビッグ愛で「こころ、ひびきあうフェスティバル」が行われました。障がいを持った仲間のメンバーが「文化祭」として出し物を披露した他、「地域生活支援シンポジウム」が開かれました。

私が障がい者福祉に関わりを持ったのは1994年に半年間、ボランティアしたのがきっかけです。その時からの仲間や同級生が文化祭に出演するとの連絡があり、少し早めに伺い、文化祭から「熱演」を見守りました。



歌や手話、よさこい踊り等が披露され、あっという間に時間がきました。私の知人、友人も一生懸命、歌に踊りに汗をかいていました。特に「よさこい」は衣装も一新。私は踊り関係がからっきしですので余計にその熱気と一体感に「すごい」と感じざるを得ませんでした。

シンポジウムでは障がいを持った方々、身内の方、行政関係者、施設の関係者等が登壇し、意見交換が行われました。障がいを持った本人がお母さんに「生んでくれてありがとう」の発言に、お母さんの想いが・・・伝わってきました。



今回、この企画をされた施設が、私がボランティアをしていたところで、私の障がい者福祉の原点であり出発点です。皆、同じように年をとっていく中、身内の方々が安心できる体制と、環境の改善が私の目指すところです。


市内の介護老人保健施設の「ハロウイーン」にお邪魔してきました。職員がそれぞれ思い思いの衣装に身を包み、食事はバイキング方式で「天ぷら」からデザートの「ケーキ」まで、様々な食事が所狭しと並び、飲み物もこの日は「ビール」から「熱燗」まで準備!!



入所されている方々は好きなものを好きなだけ、いつもと違うコスチュームに身を包んだ職員の方々に注文していました。楽しそうなのは入所されている方々だけでなく、職員の方々の笑顔も印象的でした。

多くは休み返上で手伝っているそうですが・・・この老健では職員の離職率は極めて低く、開設以来の方々が一生懸命がんばっています。私も施設で勤めていた頃は「映画上映」等々、いろいろと関係者の方々と取り組みをしてきましたが・・・すごく魅力と希望を感じた一日でした。


現在、介護関係者の方々を訪問している他、介護に関する相談も多々受けています。制度が複雑なこともありますが、やはり最初はどうすればいいのか、不安がつきものです。少しでも不安が解消され、各種サービスを併用して地域や施設で生活が送れるようにサポートできればと思います。
  


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2010年11月08日

何かおかしい・・・尖閣ビデオ流出に関して



尖閣諸島のビデオがネットに流出しました。関係者から出たものであることは間違いないことでしょうが、多くの日本人はその行動を擁護することでしょう。

尖閣諸島の政府の対応はあまりにも疑問を感じるものです。日本に非がないのであれば、なぜ、ビデオを素直に国民に、全世界に配信できないのか・・・

日本人の解放や、レアメタルの件で中国に譲歩を「お願い」する為に「ビデオを流さない」、と裏で何か取り引きがあったと思われても仕方がない状況が続いてきました。

しかし、今回のことで多くの人々が「検察の判断で」、船長を釈放した政府の対応がいかに問題があったのかが分かったのではないでしょうか。

海上保安庁の職員は命がけで、国の為に領海を守っているにも関わらず、現場にいない関係者の「どこかの誰かの」判断で、船長は釈放され、ビデオは闇に葬られようとしていました。

今回の勇気ある行動で名前を出さないのは、自らの保身ではなく、誰から出たのか分かれば、上司も監督責任から処分の対象になるからだと私は思います。

出さずにはいられなかったのでしょう。この国の今の対応を見て、これからのこの国を憂えて・・・勇気ある行動に、感謝、いたします。

もう、「相手は分かってくれる」という「無言の主張」ではなく、正々堂々と自らの主張を述べる外交に、日本は転換すべきです。

性善説が悪いとは思いません。しかし、世界は多くの人々の様々な想いで動いているのです。時には、その想いは先方に通じずに逆に歪曲して利用されることもあるのです。

歴史に残るのは、公の事実だけです。裏の想いや約束など、ほとんど意味がないことになります。政治家は現実に目を向け、行動で示さなければなりません。

今、求められていることは犯人探しに躍起になることではなく、国民への説明と、中国への毅然とした対応、です。なぜ、流出させたのか、せざるを得なかったのか・・・・・・「私も」本当に、歯がゆい・・・です。

  


Posted by atukikokoro at 22:20Comments(2)

2010年11月03日

非常勤職員採用試験

今日のブログは【お知らせ】です。

①【和歌山市非常勤職員(行政職)採用試験について】

◆受付期間
持参 11月24日(水)・25日(木) 8時30分~17時15分
郵送 11月25日(木)までの消印有効

◆第1次試験日
 平成22年12月11日(土) 和歌山市立西浜中学校にて

◆職務内容
 受付対応業務、庶務業務等  採用予定人員30人

◆お問い合わせ 和歌山市人事委員会【073-435-1371】



②【和歌山市職員採用試験について】

●受付期間
11月25日(木)までの消印有効(※申し込みは郵送のみ)

●第1次試験日
 平成22年12月11日(土) 和歌山市立西浜中学校にて
 採用予定日 平成23年4月1日

●試験区分・採用予定人員
 発達相談員(資格免許職I種) 1名
 学芸員(日本近世史)     1名
 学芸員(日本考古学)     1名

●お問い合わせ 和歌山市人事委員会【073-435-1371】



③【旧和歌山市発明館の売却について】

■「旧発明館」が「土地と建物を一括して現状のままで」売却されることになりました。「市報わかやま11月号」に売却情報が掲載されますが、ホームページでも平成22年11月15日から12月13日まで掲載されます。入札参加申込受付期間もホームページの掲載期間と同じ平成22年11月15日から12月13日までです。受付は平日の9時から17時まで。

■お問い合わせ 産業総務課【073-435-1040】



【補足&余談】
職員の採用に関しては、以前大多数を占めました「賃金支弁職員」も復活?することになりました。一昨年、でしょうか、賃金支弁職員の方々の処遇改善や守秘義務等々の観点から一斉に非常勤職員採用試験が行われ、正職員以外の方はその多くが非常勤職員に変わりました。

しかし、非常勤職員の試験に合格しても職場に定着しない方々もある中、採用には試験をしないといけない非常勤職員だけでは支障もあるようで、登録制の賃金支弁職員の方々を共に配置する以前の制度に戻すことになったそうです。

「一般常識」の成績ありき、の姿勢も疑問ですし、「不足が出た」としょっちゅう試験をするのも疑問ですので柔軟な対応もいいとは思うのですが、処遇改善や守秘義務の観点から非常勤職員に切り替えようとした経緯をどのようにサポートしていくのか・・・また、配置については本当に正職員だけでは回らない部署なのか、その見極めも重要、です。
  


Posted by atukikokoro at 12:29Comments(0)