2011年09月27日
熊野川町
この週末は熊野川町に入りました。前回は物資を持っての応援でしたのでトラックと自家用車で入りましたが、物資はほぼ行き渡ったようですので今回は県の社会福祉協議会のボランティアバスを利用しました。
前回の支援物資の搬送は新宮市の友人が「飲み水はペットボトルであるけどトイレに流す水や歯磨き用の水がないのでできればポリタンクに水を入れて持って来て~!!」との連絡を受け、応援に入ったものでした。
結局は応援当日に新宮市の断水が解消されましたので手前の那智勝浦町で水を下ろしボランティアをし、新宮市の友人のところは「また来週」と伝言をして帰ったのですが・・・
その友人が先週、亡くなりました。未だに信じられません。仕事中の事故とのことで、今回の台風の復旧活動なのかどうか分かりませんが・・・あの電話が最後になり、先週の新宮市への訪問は告別式になってしまいました。
本当に、残念です。
もう一人の友人も過労で倒れ、現地は疲労困憊のメンバーが増えてきました。週に一度の応援ですが、今しばらくはなんとか予定をやりくりしてでも応援に入りたいと思います。
今回、入りました熊野川町は既に被災から三週間が経過いたしますが二週間前の那智勝浦の状態でした。民家の応援に入りましたが・・・高台にある住宅の二階まで水が来たそうで120年ぶりとか。盆地ではなく、川は遠く低いところを流れているだけににわかには信じられませんが・・・家屋の二階の天井まで水により破壊されていました。
ボランティアバスにより日帰りでの参加でしたが午前5時半にビッグ愛を出発。現地に午前9時に到着、ボランティアセンターで必要な説明と装備を持ってボランティアの依頼先に伺い、午後4時頃に終了、午後8時にビッグ愛に戻りました。
メンバーの中には河内長野から参加してくれた女性もありました。一人一人の参加が多くのメンバーになり復旧を早めます。皆でできることを少しでも・・・
Posted by atukikokoro at 23:08│Comments(2)
この記事へのコメント
いつも芝本さんの行動力には頭が下がります。
ボランティアといっても各地では和歌山県紀南においても和歌山市内や県外からの方が多いと聞いています。
友人が参加した日高川町もボランティア数は少ない状況でなかなか集まらないと聞いています。
多忙な市議会議員の仕事を縫っての災害地へ運ばれる行動力に感動をしております。
災害地を真に知る政治家に和歌山市民は誇りに感じることでしょう
ボランティアといっても各地では和歌山県紀南においても和歌山市内や県外からの方が多いと聞いています。
友人が参加した日高川町もボランティア数は少ない状況でなかなか集まらないと聞いています。
多忙な市議会議員の仕事を縫っての災害地へ運ばれる行動力に感動をしております。
災害地を真に知る政治家に和歌山市民は誇りに感じることでしょう
Posted by 大谷 at 2011年09月28日 09:32
ありがとうございます。お陰様で多くの方々のご理解とご協力の下、被災地へ入ることもできましたが、友人、知人、関係者の表情や家屋、職場を見るにつけやるせない気持ちでいっぱいです。
被災地の改善には「関係者やボランティアによる地道な復旧作業」、「重機による河川、道路等の復旧作業」、「生活基盤の立て直しへの支援」、「身内を失われた方々への精神面での支援」等が必要です。
私にできることは、友人、知人と共に現地に赴き一軒でも多くの家屋の復旧作業をすることもありますが、議員ならではのサポートが今後、より重要になってくると思われます。
本市関係者も現地に入っていますが、現地での活動を通じて行政でできること、すべきことを見極めると共に、一個人としても継続してできる時にできる範囲になってしまいますが支援に関係者と被災地に入りたいと思います。
被災地の改善には「関係者やボランティアによる地道な復旧作業」、「重機による河川、道路等の復旧作業」、「生活基盤の立て直しへの支援」、「身内を失われた方々への精神面での支援」等が必要です。
私にできることは、友人、知人と共に現地に赴き一軒でも多くの家屋の復旧作業をすることもありますが、議員ならではのサポートが今後、より重要になってくると思われます。
本市関係者も現地に入っていますが、現地での活動を通じて行政でできること、すべきことを見極めると共に、一個人としても継続してできる時にできる範囲になってしまいますが支援に関係者と被災地に入りたいと思います。
Posted by atukikokoro at 2011年10月02日 21:32
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