2010年09月30日

不明2175人



「和歌山放送」でラジオとテレビの収録。和歌山放送はこれで3回目の出演で、他の放送局を合わせますとちょうど10回目。

今回は介護福祉士として仕事をしていた関係もあり、「高齢者の虐待に対する通報義務」、及び、よくマスコミで取り上げられています高齢者の「行方不明」の問題について、パネラーの一人として出演しました。

高齢者の行方不明についてはよくマスコミ等で騒がれていますが、元々は実際に住んでいた高齢者の方が「実は既に死亡していた」話から、いつの間にか「戸籍」にまで話が拡がり、和歌山県でも「100歳以上の不明者6766人」との見出しも出るようになりました。

和歌山市でも「戸籍上」生存が確認された不明の100歳以上の高齢者は2175人に上りますが、これはあくまで「戸籍上」のことで、紀美野町のように自治体で「戸籍」の調査を独自にして、法務局の許可を得て自治体職権で除籍する「高齢者消除(しょうじょ)」をしない限り、戸籍はそのままになっていることが多々あります。(つづく)
  


Posted by atukikokoro at 00:55Comments(0)