2010年09月30日

不明2175人



「和歌山放送」でラジオとテレビの収録。和歌山放送はこれで3回目の出演で、他の放送局を合わせますとちょうど10回目。

今回は介護福祉士として仕事をしていた関係もあり、「高齢者の虐待に対する通報義務」、及び、よくマスコミで取り上げられています高齢者の「行方不明」の問題について、パネラーの一人として出演しました。

高齢者の行方不明についてはよくマスコミ等で騒がれていますが、元々は実際に住んでいた高齢者の方が「実は既に死亡していた」話から、いつの間にか「戸籍」にまで話が拡がり、和歌山県でも「100歳以上の不明者6766人」との見出しも出るようになりました。

和歌山市でも「戸籍上」生存が確認された不明の100歳以上の高齢者は2175人に上りますが、これはあくまで「戸籍上」のことで、紀美野町のように自治体で「戸籍」の調査を独自にして、法務局の許可を得て自治体職権で除籍する「高齢者消除(しょうじょ)」をしない限り、戸籍はそのままになっていることが多々あります。(つづく)
  


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2010年09月29日

ぎりぎり



今日は地震対策対策特別委員会が行われました・・・本市は東南海・南海地震や中央構造線の地震が懸念されており、その各種対策は非常に重要です。

この特別委員会は年に四回、毎議会事に常任委員会終了後に行われます。私がこの特別委員会に来ましたのが昨年の6月議会からですが、環境保全対策特別委員会とは違い、関係部局長の他に財政局が入っているのが大きな特徴です。

この財政局が入っていることにより、具体的に予算を伴う各種取り組みもここで話し合い、対応することが可能になります。

年に四回しかない貴重な特別委員会・・・一年を通じて計画的に各種取り組みと精査をしたいものです。また、せっかくの機会をきちんと活かすようにしなければなりません・・・・・・


沖縄県議会、石垣市議会、秋田県議会、熊本県議会、香川県議会で今回の尖閣諸島のことで意見書等を国に挙げたとの情報が流れています。

同じようなアクションがとれないのか、関係者と話をしているところですが・・・領土問題が存在しない地域の課題をどのような形で国に挙げるのがベストなのか、明日、早速、関係議会の意見書等を取り寄せてみたいと思います。


今日も時間に追われながら各種対応をしましたが・・・疑問に感じることが多々ある日々です・・・疑問はありますが・・・答えを求めて前を向いて歩き続けたい・・・と思います。

今日はダブルパンチをもらいノックアウトされるところをぎりぎり、友人や先輩、同僚に助けてもらいました。感謝、感謝、です。
  


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2010年09月28日

今日も



写真の焼き飯は友人の中華料理屋のものです。値段はスープがついて350円!これがボリュームあるうえなかなかおいしくて、個人的には和歌山で一番好きな焼き飯です。更に、ボリューム満点の「から揚げ」がついた「焼き飯セット」は確か580円。

ここの店長が無骨ながら元気があるので、疲れた時はここでこの焼き飯を食べて、店長の顔を見て勝手にパワーをもらって帰ります。さて、次はいつ行けるのか・・・


気が付きましたら常任委員会も終わり、明日から特別委員会です。明日は私が委員を務めています「地震対策特別委員会」で、明後日が「環境保全対策特別委員会」です。

一般質問が終わるまでなかなか時間が取れずにきましたが、20日頃からでしょうか、ようやく、少しだけ心に余裕が出てきました。

やりたいこと、やらねばならないことに日々追われていますが、来月からは来年に向けての整理と準備も並行して行っていきたいと思います。


今日も尖閣諸島の件で日本の対応に関して、何人からも怒りのメッセージを頂きました・・・皆、思うことは同じなのに・・・なぜか国では???・・・これ以上、誤った対応をされないように願うばかり、です。もう少し、声が大きければ・・・
  


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2010年09月27日

本音の付き合い



今回の事件で一番の問題は中国、というより日本の対応にあります。中国は中国として筋を通して対応している、と考えているでしょうから。さすがにレアアースの禁輸等は行き過ぎ、且つ世界に疑問を投げかける対応ですが。

国は国民の生命、財産を守る義務があります。今回の件で日本の領土であると国際的にも認められている尖閣諸島で、日本の漁船は安心して漁業ができるのか、航行できるのか・・・不安視する声も出てくるのではないでしょうか。

おかしな国です。海上保安庁もこれからは「注意喚起」しかできなくなるかもしれませんし、しないのでは。証拠のビデオを撮っても結局、「どこかの誰かが」、「政治的な配慮」をすれば「政治家が」それを追認、了とするのですから。

日本はつくづく、弱い国になってしまいました。軍事力ではなく、国として、です。もっと、一国として主張すべきことは主張し、筋を通さねばこの国は国の体をなさなくなります。

今回の事件でのコメントはこれからも書かざるを得ないかもしれませんが、そろそろ・・・しかしここまで国の対応でブログに書いたのは初めてかもしれません・・・それだけショッキングでした・・・



なぜ日本は外交が下手なのか、喧嘩(?)が下手なのか。それは島国に起因するのかもしれませんが、和歌山が生んだ「カミソリ大臣」と言われた陸奥宗光のような人物が今の時代、本当に求められています。





日本と中国は隣国であり、歴史や文化、経済の面で多くの影響を受けてきました。この関係はこれからも変わらないと思われる中、「やった」「やられた」ではなく、この世界、アジア地域において大切なことは何なのか、お互いにもう少し大局を見ると共に、その為の「本音の付き合い」が今、求められているように思います。



写真は孔健氏の「中国なしではやっていけない日本」。巻末には「-実は日本は中国を、中国は日本を必要としている。つまらぬ諍いをなくし、手を組み協力し合わなければ、共倒れとなりかねない!」のコメントが・・・これからの日中関係について地方から、議員として、民間団体の役員として「行動で」これからを切り拓いていきたいと思います。
  


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2010年09月26日

情けなく、悔しく、恥ずかしい



会う人会う人が今回の尖閣諸島の件で中国、そして、日本の政府の対応に憤りを感じています。


「今まであまり政治に関心なかったけど、今回の船長釈放の内容と過程を見たとき、この国は国の形を体してないんちゃうん?」と知人に言われました。

一検察が司法の面で判断せずに政治的配慮を勝手にして、それを国のトップや関係閣僚がその判断を了とするなど、訳が分かりませんし理解できません。


経済は確かに重要なキーワードです。両国間の関係も大切です。しかし、譲れないもの、守らねばならないものがあるはずです。

他の国を見ました時、経済はそこそこ、もしくは良くなくても尊敬される国、敬われる国、一目置かれる国は多く存在します。

しかし、今回の対応で、このままでは、この国は経済の面で魅力が無くなれば同情されることはあっても、尊敬や敬われる、一目置かれる国には・・・


例え、どのような時、状況であっても、国は筋を通し、世界に対して、国民に対して、正しい姿勢を示す必要があります。

今回の政府の対応で日本と日本人は本当に、大きなものを失ったような気がいたします。釈放されました船長の「帰国Vサイン報道」を見るにつけ、情けなく、悔しく、恥ずかしい思いでいっぱいです。
  


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2010年09月25日

譲れないもの



尖閣諸島で衝突事故を起こした船長が釈放されました。この国はいつから「譲れないもの」、「守らなければならないもの」が無くなってしまったのか・・・分からなくなってしまったのか・・・真剣に考えると、今日は眠れそうにありません。政府は一検察の判断やコメントでこの問題を済ますことなく、きちんと日本国政府として国民、中国にメッセージを出し、けじめを。  


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2010年09月24日

宇宙飛行士を-9月の一般質問



9月16日、一般質問に登壇しました。今回の質問事項は「景観条例」「スカイタウンつつじが丘」「こども科学館」の三点です。


「景観条例」は現在、各種会議を開いていますが、今年度末に「パブリックコメント」を実施、平成23年6月定例市議会を目途に提案、公布と同時に一部施行し、平成23年度末に全面施行することを目標にしています。

「景観条例」は「まちづくりの基本」です。


「スカイタウンつつじが丘」は各種取り組みは継続されているものの、市債の償還が平成34年まで続き、特にここ数年間は元利合わせて約20億円の償還が必要です。販売の促進に向けてコンサルタントの導入等を提言。

「スカイタウンつつじが丘」は誰もがふれにくい課題ではありますが、緑道の買い取り等、苦肉の策にも限界があります。


「こども科学館」は開館して来年で30年。昨年6月には100万人を突破し、今でもプラネタリウムを中心に人気を集め、毎年3万人~4万人が来場されています。

しかし、この「こども科学館」も10周年の際に階フロアの見直しをしたものの、それ以降は各種機器、装置の見直しがなされてきませんでした。その為、最新のものでも20年前のものとなり、それを補うべく関係者の「手作り」は同館の4割にも上ります。

物理や化学の原理的なものは「手作り」でカバーできましても、やはり「科学館」の名を関する施設で最新の「IT」や「JAXAはやぶさ」で人気が高まっている宇宙関連がまったくないのは残念です。


予算の無い中ではありますが計画的に見直し、いつか「このまちから宇宙飛行士が出るきっかけにいずれはなる。そんな科学館にしたい」と思います。


「相対性理論」は言葉ではよく耳にしましても目にする機会はありませんが、一千万円でこの理論を知る装置もできるとか。「目玉」の製品を一つでも隔年でも、数年に一度でも増やしていければ・・・

県と市では図書館や博物館等、何かと同じような施設を本市に持っていますが、「こども科学館」のような「科学的な」体験ができる施設は県にはありませんので、県にも協力の呼びかけがしやすいのでは、と思います。
  


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2010年09月23日

日本と中国

現在、日本と中国が尖閣諸島での衝突事件で大きく揺れています。

各マスメディアを見ますと尖閣諸島が日本固有の領土であり、日本政府の見解通り、領土問題は存在せず、且つ、今回の衝突事故も当然の対応であるとの見方がある一方、そうは言ってもこのままでは、との論文もあります。

個人的には当然、今回の中国の対応には何をかいわんや、の感を持つ一人ではありますが、ビデオ撮影をして、日本の主張を是とする確固たる証拠を持っていると主張するわりになかなか、その肝心のビデオを水面下の交渉に使用しているのか、問題があったのか分かりませんが、表に出さない政府の対応にも疑問を感じます。

今までの「政治」からすれば、水面下での交渉も当然あり、許される事とは思いますが、そろそろ、両国の人々、世界の人々に真実を出し、その上で、本来であればどうあるべきなのかを話し合い、過失があれば誤り、そうでなければ認める、といった度量と行動も、今更ながら、必要な時期はとうに来ていると思います。


平成5年に中国に近畿の青年500名で訪問した際、とある村にホームステイしました。その村での歓迎の際に村の広場に流れていた音楽がサザンの「真夏の果実」の中国語版でした。

当時はまだ中国が「これから」の中、「真夏の果実」の音楽と、別れ際、日本人とホームステイ先の中国人家庭との涙ながらの別れのシーンが今でも忘れられません・・・


お互いに譲れない点も多々あると思います。その中でも、私は、解決策はあると信じています。今回の事を契機に、逆に、日本と中国との関係が前進する事を切に望みます。
  


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2010年09月22日

日本と韓国

9月11日、青年団体の公式訪問で韓国青年が来日。関係者との意見交換がパネルディスカッション方式で行われ、市議会議員の立場でパネラーの一人として出席してきました。韓国の事でパネラーとして参加するのは初めてです。

「薄型テレビ」では韓国の企業サムスンが世界一位のシェアを誇ります。二位はソニーですが、三位はやはり韓国の企業LGです。半導体や自動車でも韓国企業の躍進は目覚しいのですが、その要因は「企業のスピード」「政府との連携」「ウォン安」「法人税率の低さ」が挙げられると思います。

現在の韓国は主に、日本の部品を元に韓国で組み立て、世界に進出しているところが多いので、現在、部品においても製造の強化に乗り出しているようですがある意味、日本で部品、韓国で組み立て、と分業が成り立っているのかもしれません。

日本がなぜ組み立て、セット商品では韓国に負けるのかはリサーチ不足ですが、韓国は国内だけでは限界がある中で世界に出て生き残る為に政府と一体になってがんばっている成果、並びに「ウォン安」が原因だと考えます。

現在、日本は韓国と「FTA(自由貿易協定)」について協議に入ろうとしています。グローバル化の中で、また、今後の経済発展の為には避けては通れない道筋なのかもしれませんが、それに伴い、多くの問題も発生してきますので並行して各種問題への対応が必要不可欠です。

  


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2010年09月21日

9月

9月2日。「議会運営委員会」が行われ、現在、行われています「9月定例市議会」の議会日程等が決められました。この議会運営委員会終了後から一般質問の通告が出せるようになります。

この日、「FM877」に出演。ラジオには時々出ていますがこのFM877では3回目になります。今回は友人を一人連れて、とのことでしたので青年団体活動をしている仲間と出演。中国との経済、観光、人材交流等の連携を中心に話をしてきました。

9月4日、県から海外に派遣されたメンバーの中から今度「町長」が誕生しましたのでお祝いに集まりました。現在、市や県、もしくは国から海外に派遣する事業の参加者で政治家として活動しているメンバーは県内で10名前後おり、町議会議員、市議会議員、県議会議員、衆議院議員、町長、と幅広いポジションで活動しています。私は平成5年に和歌山県から中国に学生で派遣され、多くの事を学ばせて頂きました。この貴重な経験があって現在の私があります。

9月6日、拓殖大学の竹下譲先生の講演会が市役所の全員協議会室で開催され出席。この先生は自治政策講座の学長をされている方で、議員の定数に関してのお話を中心に約二時間、ご講演を頂きました。

議員定数は法律で決められており、和歌山市の場合ですと定数は46となりますが、条例で40に減らしています。何人であれば適正なのかは判断が難しいところですが、個人的には議員数は少なくしつつも市民の声を市政に反映できるようなシステムを併せて導入するとともに、もう少し市民の方々に市議会議員の活動を身近に感じてもらえるような取り組みが必要と思います。

この同じ日、8月9日から来日していましたチベットのラマ僧であるリンポチェが帰国の途につきました。リンポチェは友人の招きで来日、各地域で講演活動をしてきました。縁がありまして和歌山市で滞在中はホームステイしていましたが、時間の経つのは早いものです。あっと言う間に帰国の日がきました。どこまで話ができたのかは分かりませんが、貴重な出会いと経験を頂きました。

9月9日、「9月定例市議会」が開会いたしました。今回は市長三期目初の議会になりますので、市長に「意気込み」を聞く機会が多くなっています。現在は一般質問の真っ最中、です。
  


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2010年09月20日

8月を振り返って



8月4日以来の更新お許し下さい。
いろいろあり過ぎましたので抜粋しますと・・・



8月6、7、8日「おどるんや 第7回紀州よさこい祭り」が開催され、無事、終えました。あっという間の7回目。微力ながらボランティアの一員で今年も参加してきました。



8月10日、大阪で「新たな高齢者医療制度についての公聴会」が開かれましたので先輩議員と共に参加してきました。和歌山市議会からは他に厚生委員会の委員長も参加されていましたが、各方面から多くの参加者で会場はいっぱいでした。



8月15日、「終戦記念日」には平和の鐘つきを・・・ユネスコでは「戦争は人の心の中に生まれるものだから人は心の中に砦を築かなければならない」と語り継がれています。



8月18日、和歌山市と中国済南市、山東省との経済、観光、人材交流についての勉強会を開催。参加者は和歌山県の農業、国際交流、企画、観光に関する関係者の方々と関係諸団体。和歌山市役所からも同様の関係者にお越し頂き、約30名で約二時間、各方面の意見交換を行いました。和歌山の経済活性化には県と市、関係諸団体が連携して事に当たる必要があります。中国との関係は難しい点が多々ありますが、本市の活性化の為にもいろんな角度から方策を考えてみたいと思います。



8月23日からは総務委員会の視察、26日には自治政策講座の勉強会に参加してきました。今回も多くの先生方との出会いがありました。一度、時間を見て和歌山市の調査研究を依頼できないか確認してみたいと思います。


  


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