2012年03月04日
倉田積と仁井田好古の「磨崖碑」
江戸、明治、大正時代を生き抜いた陽明学者、「倉田積」(1827-1919)の「磨崖碑(まがいひ)」(自然の岩に彫られた石碑)が岡公園の池の崖に彫られています。この磨崖碑「昇仙」は約1.1メートルあり、県下最大。すっかり木に覆われ、まったく見えなくなっていたものを市民団体が発見。先日、周辺の木々の整備をして頂き何十年?ぶりにその雄姿を現しました。今後、この磨崖碑の説明板を立てて頂こうと考えています。
江戸時代の儒学者、「仁井田好古」(1770-1848)の「磨崖碑」は岡公園の南東の崖に彫られています。好古は「紀伊続風土記」の編纂にあたり、天保10年(1839)に32年の歳月をかけて全192巻を完成させました。こちらの磨崖碑も道路からは見えにくい場所にある為、落ち葉等に埋もれ人知れず、となっていました。磨崖碑は「山寿仁人の徳 水は清し廉士の風」と彫られています。こちらの磨崖碑にも説明板をーと考えています。
共に本市の宝です。この他にもこの地には多くの「財産」が眠っています。徐々にではありますが順次整備を、と考えています。
写真は土曜日に行われました日本会議のセミナー「教科書と歴史認識」、及び「社会保障・税一体改革」で講演される長妻昭元厚労省-中央コミセンにて。
日曜日には恒例の「障害者家族のつながりを広める文化祭」。あいにく、天候は雨でしたが多くの関係者が県立体育館に。いろいろといいアドバイスと叱咤、激励を頂きました。頑張り、ます!!
Posted by atukikokoro at 23:54│Comments(0)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。