2010年10月20日

円高が続いています

円高が続いています

16日に北京から戻りました。その日に、成都等で反日運動があったそうですが、幸い、北京では特に何もありませんでした。北京での内容はまた後日、ブログにて・・・


円高が続いています。

日本のように「日本で作ったものを世界に売る」という国では、限度はあるでしょうが「円安」の方が利益が上がります。以前は資源を海外から輸入しますので「円高」の方がいいと思っていた頃もありましたが、これだけ円高になりますと、いくら資源を海外から「安く」購入できても、いざ製品になって海外で売り出しても「高すぎ」国際競争で負ける上に、「円」で日本に帰ってくる額が少ないので成り立ちません。

ですので、「円高」になりますと海外で生産をしなければならなくなります。海外で生産をする場合は円高は一定のメリットは受けるようになると考えられますが、一番の問題は「産業の空洞化」による「雇用の喪失」です。日本では物が作れなくなる他、日本のお家芸である「ものづくり」は海外でしかできなくなり、多くの失業者を生むことになります。


今の「円高」の要因はいくつかあるでしょうが、一番の問題は当然、アメリカ経済への不安、不信によるドル安、アメリカ政府の「ドル安容認」。そして、不思議な話ですが・・・世界で一番、借金のある日本が一番、「安定している」と見られ、投機筋からはほとんど唯一の投機対象だからだと思います。


では今の日本はどうすべきなのか?・・・まずは欧米諸国と真剣に円高により日本の経済への打撃と、それに伴う世界経済への懸念を明確に打ち出し、円高改善への対応、協調を真剣に、求めることが大切と考えます。

次にすべきことはこの「円高」を逆手にとり、企業は「世界の企業」と合併を促進させ、今後、必要な伸びるであろう各種分野で力と、人材を増やすことに専念すべきだと考えます。そして日本政府はこれをサポートする体制をとる!

日本は、世界規模で、「日本のブランドを築く礎」を、この「超円高」の今こそ、築くべきだと考えます。

「円高」にはデメリットもあればメリットもあります。現状はすぐには変えられない、とすれば、数少ないメリットを伸ばすことが大切だと思います。


円高が続いています

円高が続いています

写真は先日行われました難病患者、並びに中途障がい者の作業所の10周年記念式典、並びに「みんなの学校」で行われました「寺子屋」。今回は和歌山城に関係するお話を中心に・・・



Posted by atukikokoro at 08:34│Comments(2)
この記事へのコメント
お早うございます。
円高についての芝本氏のコメントは正にその通りだと思います。悲観的にばかり現実を嘆いても仕方が無いので、逆手に取ればいいと思います。ちなみに私は来年、時間が出来ればハワイにでも行きたいと思っています。
 
Posted by 中村 友希 at 2010年10月20日 10:13
中村様、コメントありがとうございます。

目指すべきは、全世界規模で、日本監修の製品を製造し、販売する

「Produced by Japan」

だと考えています。

皆で今、この時こそ、臆することなく果敢に挑戦したいものです。



ハワイ!・・・まだ行ったことがありません・・・・・・
一度、アメリカ、特にニューヨークにも勉強をしに行きたいのですが・・・
Posted by atukikokoroatukikokoro at 2010年10月29日 13:11
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