2009年09月05日
衆議院選挙も終わりました・・・
加太の夕日は美しい・・・
衆議院選挙も終わりました。結果は民主党の圧勝で終わりましたが、来年の参議院選挙までの一年弱が勝負どころ。45兆円前後の税収入しかない中、いかにして80兆円を超える予算を組み、860兆円もの借金をいかに返済していくのか・・・誰が考えても、やろうとしても無理のある中、民主党は大きな期待と責任をほぼ一身に背負うことに。
まずは45兆円前後しかない収入のうち12兆円ものお金が使われているとされる「特殊法人」の改革が必要不可欠。
そして「生活が第一」がキーワードでしたのでその為に必要な施策を「マニフェスト」に沿い展開しなければなりませんが、借金を作りながら国民に還元するだけでは多くの方から懐疑的に見られることでしょう。
大切なことはいわゆる「無駄」の「徹底した見直し」と、教育費用の負担であれば何に使われるか分からない「振り込み」ではなく、義務教育の間の給食費や学費の免除を行う等の目的に向けた「確実なお金の使い方」が必要と思われます。
個人的には仮に特殊法人の12兆円のうちもし10兆円でも見直しができれば、5兆円は「次につながる活きたお金」として使い、5兆円はもともと借金をして収支を合わせているのが現状なのですから、借金返済に充ててもらいたいものです。「浮いたから」と言って全てを使うようではいつまでたっても借金の返済が進みません。
個人的には・・・「年金の安心性、確実性」に向けた担保として充てるか、介護の現場の改善に向け「介護保険の見直し」に充てるか、「経済浮揚と雇用促進」を兼ねた「地球温暖化防止」に充てるかしてはと思いますが・・・
国民の生活にあまり関わりが見えにくい特殊法人にかかっている「信じられない予算」を見直しができてこなかった現実と、年金という「日本の社会保障の根幹」の費用でさえ、社会保険庁等によりほとんど無為に使われてきたことに対する現実が、今までの政権に対して「NO」となったのだと考えます。それだけにこの二点を確実に見直すだけでも、国民の信頼を得る政党になると考えます。
大切なことは現場の声、思いを大切に、しかしバラ撒きではなく「次につながる」活きた予算を組むことです。年金は国会議員も一般の方々も同じ計算で支払い、受け取るようにすれば恐らく国会議員全員が「このままではいかん!」とまっさきに改革に着手することでしょう。
自身が高齢になってから「介護保険」の問題に着手するのではなく、自身、もしくは身内に障害を持った方ができたから「障害者自立?支援法」の問題に着手するのではなく、今、この国に何が必要で、しなければならないのか、真摯に考え、取り組むことが本当に必要です。
Posted by atukikokoro at 00:41│Comments(0)
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