2009年05月06日

連休中・・・


写真の犬はセラピー犬です。私の知っている介護施設にいるのですが、多くの入所者、並びに職員の方々を癒してくれています。この休み中に何箇所かの介護施設を回りましたが、先日の2%の報酬アップに関してはあれだけでは単純に人件費アップにつなげるのは難しい、との意見が多々ありました。介護の現場に人が戻れるには、「10年後も続けていけるであろう環境の整備」が必要不可欠です。



この連休中にお墓参りに。私は和歌山市生まれの育ちですが、祖母のお墓が周参見にありますので、年に二回ぐらいしか行けませんが機会を見てできるだけお参りをするようにしています。田舎の家は目の前に川、そして山があり、夕暮れになるといつも「ひぐらし」が鳴いていたのを覚えています。小さい頃は夏になると遊びに帰り、夏休みの間、この川で川遊びをしました。




先日、同じ活動をしている方からお話を伺う機会を得、その方がされているお店に伺いました。入り口を入ったところにはその日の為にわざわざ山に入り、探してこられたという枝を使った素晴らしい生け花はじめ、掛け軸一つ、お道具一つにしましても細部にわたり非常に気配りをして頂いており、恐縮するばかりでした。

全てのお道具?は私に対しての温かいメッセージを含まれたものですが、中でも掛け軸の「こけるほど駆ける、こけながらも、また駆ける」の言葉が非常に印象的でした。「よく駆けるのでよくこけもする。ただ、こけながらも、また、前を向いて駆ける」という意味だそうで、いい言葉を頂きました。

そう言えば先日、市の方にも私のことを「こけても、前向きにこけるから好きですわ」と言ってくれる方がいましたが、おりしも同じようなメッセージを頂きました。そのようなイメージがあるとすれば嬉しい限りですし、このような声をかけてくれる方々がいることに本当に感謝しなければなりません。


大型連休は雨模様。時間に余裕のある時には小説でも読みたいところですが、昨年末以降はなかなか思うように進まず、本棚に買い溜めした小説が眠っています。今はまだチンギス・ハンに仕えた「耶律楚材」(やりつそざい)を読んでいます。陳舜臣氏著の小説は「史記」以来です。




先日頂いた費用弁償で大台の200万円を超え200万6千円に。繰上げ当選をさせて頂いてから約6年間。当初は一日につき8千円の費用弁償も二、三年前に議会関連の経費見直しの際に5千円に下がりましたが、それでも大きな金額が貯まりました。

費用弁償に関しては、個人での使用をしないことを以前から述べてきました。このお金は私が議員でなくなった際に、個人または団体でがんばっている方々に使わせて頂きます。次の報告は250万円を超えた時、もしくは費用弁償の制度が無くなった際に・・・




費用弁償の制度は年々、全国的にも見直しがなされてきています。周りの状況が変わり「仕方なく」ではなく、当事者から率先して見直したいところですが、この議論はなかなか進みません。その理由としましてはやはり日頃の活動に多くの費用がかかることが挙げられます。

日頃の活動のどこにお金がかかるかは人それぞれと思いますが、私の場合では資金面で一番困るのが報告書の作成と関係者への送付です。年間、四回送りますとそれだけで200万円が出て行きますので、普段の報酬の中から毎月15万円を割いていましても日々なんらかの活動がある中においては、余裕が持てないのが現状です。




「普段何をしているのか分からない」と言われる中において、活動報告書は大切な情報発信と受信ツールです。中には「費用弁償を充てては」とのご意見も頂くこともあるのですが、「議員になれば議会に出るのは当たり前」との考えと、仕事を休んで議会に行くわけでもありませんので、最初からこの費用弁償には「?」でした。

個人的には、政務調査費できちんと議員活動のサポートができるようになれば一番いいのでは、と考えます。以前述べましたが、政務調査費も大幅に下げましたし、費用弁償も下げましたが、「費用弁償を無くし、政務調査に必要な経費に関しては出すように」が私の持論です。

活動報告書に関してはこれからも維持・継続していきたいと思いますが、二期目の折り返しです。そろそろ、今後に向けてどのような体制、取り組みをすべきか関係者と共に考えたいと思います。

  


Posted by atukikokoro at 04:19Comments(0)