2009年02月27日

補正予算審査


本日は常任委員会の審査が行われました。「消防局」「水道局」「建設局」の順に行われ、午前中に「消防局」「水道局」及び「建設局」のうちの「基盤整備部」の審査が行われ、午後から「住宅部」「下水道部」の審査となりました。

本日は補正予算に関してのみの審査が行われ、「その他」に関しては当初予算の際に行われます。年度末の補正ですので各種精算や事業の確定等もあり「マイナス」の補正予算も多く入ってきます。

当委員会では大きな課題をいくつも抱えています。一つが水道局の「大滝ダム」事業であり、一つが建設局住宅部の土地造成事業であり、一つが下水道部の公共下水道事業です。この三つのうちの後半二つが、特別会計三つのうちの二つを占め、その健全化が大きな課題です。ちなみに特別会計の残る一つは国民健康保険です。

特別会計は基本的にその事業の中で予算のやりくりをしなければなりませんが、現状は全ての事業で大きな赤字を計上しています。中には単年度黒字のところも出てきてはいますが、国の方針が変わり一般会計と特別会計併せての連結実質赤字比率を問われる昨今の情勢では、早急に手を打たねば命取りになりかねません。

今回は基盤整備部、及び住宅部でスカイタウン内の「緑道」の買い取りについて意見が出されました。「普通に考えれば」今更、市道認定をして市が購入することには違和感があることは否めませんが、土地造成事業の改善は「待ったなし」の状態です。

低金利で且つ長期債に切り替えることができる機会ですので、苦肉の策ですが、一つの手法ではあると思います。惜しむらくは出し方や手法をもう少し考えられなかったか・・・です。詳細は後日、この場、もしくは報告書にて。  


Posted by atukikokoro at 04:58Comments(0)